2019-05-29: 雲の亀日記

マリーアントワネット？ ― 2019/05/29 21:37

歴史は繰り返す。と言うが、まさか、こんなことを言う人が政治家とは。

桜田前五輪相「子供最低３人くらい産むように」

政治の責任として、子供が3人育てられる経済環境をしっかり作り維持する。と言うのならわかるが、子供がほしくても経済的・社会的環境のために諦めている人に全く寄り添っていない。

これでは、パンがなければケーキを食べれば良い。と言ったマリーアントワネットと変わるところがない（つまり、パンを食べれないほど困窮した国民に寄り添っていない）。

そもそも、先進国では多かれ少なかれ少子化になっていて、それぞれ少子化対策を進めてきています。もちろん、その効果にはバラツキがありますが、効果の出ている国もあります。

振り返って、日本の少子化対策は効果を発揮しているのでしょうか？他国と比較して、取り組みが遅れているということは無いでしょうか？政治家であるのであれば、まずは、自身の責任から発言をすべきでは無いでしょうか？

これでは、私はしっかり少子化対策をしています。日本が少子化から抜け出せないのは、私の責任ではありません（生まないと決めた、国民の責任です）。と言っているのと変わりは無い。あまりの（他責思考の）発言に、呆れてしまいました。

子どもの6割が、結婚していない親の子？フランスの出生率が高い理由

なぜフランスは少子化を克服できたのか。その理由は、日本とは全く違う保育政策だった。