福島第一原子力発電所 22年頭の挨拶(転記)2011/10/18 05:20

「所長メッセージ」

年頭のご挨拶(平成22年1月4日掲載)

新年、あけましておめでとうございます。福島第一原子力発電所、所長の小森です。

平成22年の年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

昨年も、地域の皆さまをはじめ多くの方々に支えられ、発電所を安全に運営することができました。

昨年の9月には、福島第一原子力発電所において発電した電力の量が、累計で9,000億キロワットアワーとなりました。これは国内の原子力発電所では最大であり、ひとえに多くの方々の永年にわたるご尽力の賜物と改めて感謝申し上げます。

今年は、これまでの取り組みをさらに発展させ、高みを目指して努力いたします。

具体的には、設備の信頼性の向上、人材育成、そして地域の皆さまとのコミュニケーションに特に力を注いで行きます。 まず、発電所設備の信頼性向上については、大きな地震が発生した際にも安全をしっかり確保するために、余裕を向上させる工事を着実に実施してまいります。

また、福島第一は運転期間が長い発電所であることを踏まえ、日頃からの設備の点検や交換などに加え、時間的な設備の変化を適切に把握して計画的に保全を行い、安全確保に万全を期して行きます。

次に、発電所で働く人々の人材育成については、過去の失敗事例を教訓に作業の基本を学ぶ「失敗に学ぶ教室」をはじめ、様々な訓練・研修などを通じ、レベルアップを図ります。あわせてチームワークを高め、発電所の安全を支えて行きます。

地域の皆さまとの関係については、皆さまからの声をしっかり伺って、ご関心のあるところを正しく把握します。その上で、タイムリーに分かりやすく発電所の状況や活動について情報を提供させていただきます。 21世紀は、地球環境の保全が大きな課題です。低炭素社会の実現に向けて、原子力発電は、さらに大きな力を発揮することが求められています。私たちは原子力発電事業に携わっている者として使命感や誇りを基本に、将来にわたる課題に積極的に取り組んで行きます。 以上述べました様々な活動を通じて、地域や社会の皆様の信頼を高め、絆を深めてまいります。

本年も、福島第一原子力発電所の活動につきまして深いご理解をたまわりますようよろしくお願いいたします。

以 上

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/syotyou/komori-j.html

福島原発の津波被害に対する警告を、東電は2年前に抹殺していた

http://wpb.shueisha.co.jp/2011/04/06/3583/

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