夜と霧2007/08/26 07:28

夜と霧

以前から定期購読をしている、The21 という雑誌に、何度か紹介をされていた、『夜と霧』という本を読んでみました。

内容は、精神心理学者がアウシュビッツに送られてそこで経験をしたことを心理学の立場から分析をしたものです。

雲は、学生の頃、アウシュビッツ関連の本では、『コルベ神父―優しさと強さと 』という本を読んで強い感銘を受けたことがあります。

どちらの本も、その根底に流れる思想は、人は環境によって考え方や行動に強い影響を受けるが、(厳しい環境下であっても)その中でも人間的な優しさを失わなかった人もいた。ということです。

雲は、きっと、アウシュビッツにいたら、これらの著者と同じような行動を取ることは出来ないかもしれないけれど、少しでも、そういう行動を取れる人に近づきたい。と改めて思いました。

やはり、初心忘るべからずですね。