神の見えざる手 ― 2015/06/18 20:52
は、現実を表しているのか?ということについては、雲は、懐疑的に思っています。その雲の疑念を明確に説明しているところがありましたので、参考までに展開します。
購買力平価説は無意味である! http://www.world401.com/kawase/koubairyokuheika_muimi.html
まぁ、冷静に考えればその通りですね。価格が違えば、皆が安い方を選択するので、価格は市場に任せておけば適正なところで安定する。というのは、価格の異なるものを購入するためのコストが0であれば。という前提が付きます。上記の記事で言えば、ビッグマックがニューヨークで東京の半額で売っていたとしても、東京からニューヨークまでビッグマックを買いに行くというのは非現実的です(金融資産など特定のものは別ですよ)。そういう意味で、経済学の需給曲線(神の見えざる手)はあまりにも理想的な状態を想定した非現実的な理論に雲は感じます。
残業代無しは、あるべき姿か? ― 2015/06/23 01:09
成果主義を口実に残業代を支払わなくても良いルールの策定に力を入れているように見えますが、このルールはあるべき姿なのでしょうか?なるほど、短時間で成果を出している人より時間をかけて同じ成果を出している人がいた場合、時間をかけた人が多くの収入がある。ということであれば、何となく、正しいように思えてきます。しかし、この議論は、そもそも、短時間で成果を出せる人と、時間をかけなければ同じ成果を出せない人の基本給が同じ。ということが現実的にあり得るのか?と言う点を無視しているように雲には感じます。もし、仮に、能力・成果に大きな差があるのに基本給が同じだとすると、評価は何を基準にしているのか?と思います(成果主義では、個人の成果を平等に評価できることが前提なので、もしこんなことが現実としてあるのなら、成果主義自体成り立たない)。また、短時間で成果を出せる人は、別の業務でも成果を出せるはずですので、結果として成果が多くなるので収入は増える方向に行くのではないでしょうか?いずれにしても、時間をかけて成果を出している人と、短時間で成果を出している人の収入が逆転していると言うこと自体、非現実的な想定だと雲は思います。
ちなみに、残業代が+30%割り増しなのは、残業を抑制(8時間労働は、長年の歴史的経緯から適切な時間)するための手段(上手に業務を割り当てて残業を無くせば、コストが下がり利益が上がる)としての目的もあります。そういう観点をふまえて、残業代をどのようにするのが良いかを議論して頂きたいと雲は思っています。
年収400万円のあの人も残業代ゼロになる日
http://toyokeizai.net/articles/-/61269
8時間労働が誕生した経緯と労働時間を短縮すべき理由
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