雲の亀日記

よく言われますが、相手がある（いる）ところで勝負をする。大切なことです。

例えば、いくら技術が大事だと思っていても相手が技術に価値を置いていないのであれば、技術的なことをアピールしても意味はありません。

婚活をするのであれば、女性が好むところに行かなければ、女性と出会うことはありません。

意外と忘れがち。ですね。

成果主義では定番の『頑張った人に報いたい』という言葉はよく考えて理解する必要があります。

例えば、あなたが農家の人で直売所に野菜を卸しているとしたとすると、よく頑張った人に報いたい。という言葉を発するのは誰でしょうか？

当然、お客様ということになりますが、とっても上から目線の言葉に聞こえませんか？

これこそが、成果主義のポイントだと雲は思います。

言い換えると、お客様が価値と考える野菜、もしくは、価値のある農家（とお客様が思っている）の野菜に高い対価を支払う意思がある。ということになります。

つまり、作った人の気持ちとか、客観的に見た価値（例としては、無農薬）なんてことは（良し悪しは別にして）対価には含まれない（可能性がある）ということです。

ここを取り違えると自分自身のモチベーションに悪い影響を受けてしまうので、正しい認識（絶対的な評価は無い）を持つことが肝要だと雲は思います。