バグ取りと人工知能2016/01/16 22:04

自分の頭で考えようさんによると、バグ取りは人工知能の得意分野だそうです。何を根拠にしているのかさっぱりわかりませんが。。。

さて、話は少し変わりますが新しい言語(例えば、D言語)を開発する際には、コンパイラは(当然ながら)D言語で作ることが出来ません。このため、D言語のコンパイラをD言語で作れるようになることが一つの目標になります。

人工知能の得意分野がなんなのかはおいておくとしても、人工知能がバグ取りに使えるようになるためには、(新しい言語の開発と同じく)人工知能が人工知能のバグ(ややこしい)を自律的にとれるようにならなければ実現は覚束ないと雲は思っています。

バグを効率的に取ることは雲がプログラムを書き始めたときからのテーマですが、雲的には人工知能でバグ取りが実現できるとは(雲の経験からは)正直なところ思えないです。10年後に答え合わせをしますか?> 自分の頭で考えようさん。

仕事は“キカイ”に任せよう!

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20160115

規制緩和と安全管理2016/01/23 13:14

軽井沢のスキーツアーバス事故については、いろいろなところで調査が進んでいますが、やはり、2000年の規制緩和(森政権)がひとつのターニングポイントだったと思います。この規制緩和によってバス業界への参入が免許制から許可制へと変わり、それに伴って、事業者数は増え営業収入は減るというトレンドが起こっています。結果、若い人ほど居着かず、教育もおろそかになり、安全性が犠牲になったというのが事故の背景にあるのではないかと雲は思います。

市場原理主義者の視点から見ると、規制緩和によって競争原理が働いて料金が下がり消費者の利益になっている。また、安全面で問題のある企業は(今回のような事故をきっかけに)市場から淘汰されるので結果として安全性は高まるはずである(事故を起こせば廃業もあり得るのだから、安全対策をおろそかにするはずはない)。ということなのかもしれません。仮に、市場原理主義者の考え方が雲の想像通りだとするとあまりにも現実離れした思想に聞こえます(市場原理主義が『志の高い』思想なんて逆立ちしたって思えない)。

※一応、念のために補足しておきますが、規制緩和が全て悪と言っている訳ではありません。規制緩和が必要なところも必要でないところもあるだろうし、規制緩和も時代背景で善悪の判断が変わるところもあると思っています。

言いたいことは、市場原理主義がいつも正しい。とか、規制緩和がどんなときも正義である。と言うようなことはない。ということです。そういう意味で、自分の頭で(誤解や思いこみや思いつきではなく)各事例ごとに(現実ベースで善悪や影響などを)考える必要があると思っています。

市場は万能か(市場しかないのか)?2016/01/30 22:50

雲は、市場への過度の信頼は市場自体を危うくすると危惧しています。

スーパーなどの安売りの弁当・惣菜、想像を絶する危険!ビーフカツに金属片どころじゃない…

http://biz-journal.jp/2016/01/post_13441.html

書評にいろいろなコメントがありますが、雲が言いたいことは、市場に任せておけば安全な食品が安価に得られるようになる。とか、安全でない食品は淘汰される。といったことが事実なのか?ということです。