手段の目的化2009/04/17 07:31

雲の会社でも、ご多分に漏れず生産性改善活動なるものが行われています。雲は、あまりそういうことに真剣になれない質なのでとても居心地が良くないです。ということはさておいて、手段の目的化。プロセスで規定された計測項目を計測して、その内容を分析することで更なる効率化を実現できるはずだ(計測できないものは改善できない)。というフィロソフィーは、理屈としてであれば、よくわかるけど、実際にはどうだろう。そういう改善方法がうまくいくこともあるけど、例えば、大学の研究のような試行錯誤をできるだけ多く行った方が良い結果にたどり着く確率が高くなる業務にまで適用することに、雲は、全く意義を感じないのです。100歩譲って、もし、雲が間違っているのであれば、このような分析に掛けるコストを、どういう効果が得られるから。というふうにコストパフォーマンスの観点で説明する必要があるのではないかと思います。単純に、決まっているからする必要がある。なんていう、自分の意見や考えが含まれないことを発言するのは遠慮してほしい。問題は、そういう制約をどうやって乗り越えることで、求める成果を効率的に出すためにはどうするのか?ということであって、そのために、これまでの経験に基づいた実践的なアイデアを提供することが求められていると思うのです。ちょっと、論理が曖昧なところもあるけど、雲の率直な感想です。

(※)え、だったら、そう聞けば良いだけだ。って???まぁね。そうかもしれません(笑)。