求められていることとやりたいこと2007/12/26 06:10

安倍前首相の戦後レジームからの脱却というキーワードは、きっと、小泉さんの郵政民営化と、キーワード的には同じだと思うのだけれども、郵政民営化は民意をまとめることに成功したのに対して、戦後レジームからの脱却は残念ながら民意をまとめることに失敗した。

これは、何にでも当てはまって、求められていることとやりたいことを一致させるための戦略が求められていると思う。よく言われているように、Win-Win の関係を築きなさい、ということも突き詰めると同じことを言っているように感じる。

技術屋さんとしては、こうするのが技術的に好ましい、というところで満足をする傾向があるが、本当は、それが目指す方向だと言うことを、求められているとこととやりたいこと、という視点で捉え直すことが大事かもしれない。

ついつい、技術的な観点から良い、悪いを決めてしまいがちな自分に対する戒めです。

能ある鷹は爪を隠す?2007/12/26 06:14

最近、いろいろと、考えることが多くなってきていることに、わかる、できる、やる。ということがあります。

たぶん、評論家と言われたときには、わかっているということは、相手に伝わっていると思うのですが、残念ながら、(わかっていても)出来ない、と思われている可能性が高いと感じます。

一般的には、わかるのは、みんなわかるけど、出来るか?と聞かれると厳しいことが多く、わかるとできるの間には大きな溝があると思います。

ただ、出来る人は、能ある鷹は爪を隠すという諺にもあるように、出来ないふりをするという選択肢があるので、雲はここを目指していきたいと思っています。

何が言いたいのか、よくわからなくなりましたが、一緒に仕事をしている人で、何かをしようと提案すると否定形の言葉ばかり返してちっとも建設的ではない、ということがよくあって、改善が必要とかいうことはわかっていても、その人の力では、出来ないのに、評論家みたいなことばかり言うのに飽き飽きしているからなのかもしれません。

わかるだけなら(否定するだけなら)簡単、わかっているなら提案をしなさい、と強く言いたい雲でした。

いつも以上に、意味不明。。。

私を見て、ぎゅっと愛して2007/12/30 08:19

相変わらず、現実逃避を兼ねて読書にいそしんでいます。昔から、読書は好きで、大学受験のために図書館に勉強に行ってもほとんど、小説を読んでいたくらいです。

雲は、典型的な理系であまり心理的なことに共感するということはなく、その書いてある内容をどこか離れたところから見る癖があります。なので、もちろん、読んでいるときにはその話に入り込みますが、あまり、感情移入は得意では無いかもしれません。

そういう雲が、久しぶりに感じた本が、私を見て、ぎゅっと愛してです。内容は、いろいろなところで書かれているので稚拙な文章を追加するつもりはありませんが、とても、共感できるすばらしい本でした。こういう本を読んでも、きっと、昔なら、共感できなかったと思うけど、今ならとても共感できると感じることが、なんだかとても嬉しい。この本を読んで感じる著者の感情の変化や苦しさに少しでも理解できたと思えたことは、雲にとって一つの驚きでした。